ジャンプ読みきりの『COUNT・OVER』の期待値が『NARUTO』級であることについて!
永遠の冒険少年のみなさん、こんにちは。アオです。
今週も『ジャンプ』読みましたか?
今日、紹介するのは、2018年5月21日月曜日に発売された『週刊少年ジャンプ』(以下『ジャンプ』)25号のセンターカラーを飾った、眞藤雅興(しんどう まさおき)・作の読み切り作品『COUNT OVER』。
今週の『ジャンプ』の読み切りは違った。
著者はジャンプ発売初日、コンビニから帰宅し、ぱらぱらと『ジャンプ』をめくった。目に触れた「Dolch@Black」の姿。
なんだ、このかっこいい敵は?
著者は、他の漫画を差し置いて、まず『COUNT OVER』の講読を開始。
夢中になってしまい、誇張でなく、10回も読み直してしまった。
この絵の旨さ!読者の引き込み方!かっこいい主人公!かっこいい敵!
著者は断定する。
『COUNT OVER』は今後、ジャンプの看板になり、アニメ化間違いなしであると。
『COUNT OVER』第1話のあらすじを紹介する。
主人公は「佳苗 遥(かなえ はるか)」。「侍」と名乗る義手の青年である。舞台はNY。
一人の和装の男は、アメリカ監獄の約200名の極悪犯罪人たちを解き放ち、テロ集団として統率する。
テロ集団はのちに、「BONES NUMBER(206の囚人達)」(以下「BONES」)と呼ばれるようになる。
都市内で突如として勃発する「BONES」による爆破テロリズム。
主人公「佳苗 遥」は刀を携え、飄々とした足取りで、現場に到着。
重火器を備えた「BONES」を刀一本でめった斬りにする。
「佳苗 遥」は「BONES」を一人葬るたびに、「カウント」を行っていく。
警察の男は、殺人罪として「佳苗 遥」を連行しようとするも、「佳苗 遥」は簡単に手錠を外してしまう。
「佳苗 遥」は誰よりも自由を愛する男の様である。
「佳苗 遥」は「BONES」の統率者である日本人が、自分の兄であるという事実を警察の男に告げる。
過去において、「佳苗 遥」の兄は己の力に溺れた結果、両親を殺害し、「佳苗 遥」の右腕を切断する。
「BONES」及び兄を「斬る」ことこそ「佳苗 遥」の目的であった。
以上あらすじ。
主人公の目的である兄の殺害というテーマはどこか『NARUTO』の「うちは サスケ」の姿を彷彿させる。
http://narutonti.com/%E3%81%86%E3%81%A1%E3%81%AF%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%82%B1/
兄が両親を殺害したことになにか特別な事情があるのか、はたまた、純粋に極悪な敵として描かれるのか、物語の謎として読者を引き込んでくる。
敵である「BONES」は、「前科」及び「懲役年数」が明記され、「ワンピース」における「懸賞金」、「ドラゴンボール」における「スカウター」による「戦闘力」などのように敵の強さの数値が為されている。
ちなみに初回のボスとして登場した、著者お気に入りの「Dolch@Black」は前科:殺人1125人、懲役7千500年であった。
『COUNT OVER』における206人の敵を斬るという設定は、敵の人数の限定であり、物語の存続を限定してしまう危険のある設定ではある。
ただ、100体の魔物の王位争奪戦を描いた超人気作雷句誠・作の『金色のガッシュ!!』のような成功例もある。
様々なことを書いたが、とにかく、今すぐ『ジャンプ』を買いに行き、内容を読んでみてほしい。
作者である眞藤雅興氏は現在19歳の若さであるという。
眞藤雅興は今後のジャンプを背負う天才である。
繰り返すようだが『COUNT OVER』はジャンプの看板になり、アニメ化間違いなしであると断定する。
著者:アオ
絵等・参考
http://www.fgtcmccard.work/archives/24046029.html
http://neirosokuhou.blog.jp/archives/9407815.html